Jazz McCoy Tyner Trio / Inception (1962年) いまだに手に取ると、なにかが始まるような気がする、マッコイ・タイナーのファースト・リーダー作『インセプション』──それは新しいスウィングのはじまり、そして音楽性の覚醒と解放のはじまり──新たな鼓動を強く感じさせるピアノ・スタイルを堪能する。 2023.05.14 Jazz
Jazz The Red Garland Trio / A Garland Of Red (1957年) 味わい深いカクテル・ピアノとは?──たとえばレッド・ガーランドの極上の演奏はいかが?──彼が33歳にして満を持してリリースしたデビュー作『ア・ガーランド・オブ・レッド』では、その独特なピアノ・スタイルが、すでに完成されていた! 2023.04.23 Jazz
Jazz Ray Bryant / Hot Turkey (1975年) 弾きたくても、弾けない。マネしたくても、マネできない。そんなスゴいピアニスト、レイ・ブライアントのいかにも彼らしいソウルフルな一枚。ブルース、ゴスペル、ブギウギ、ストライド奏法──そのピアニズムにノックアウトされる。 2023.04.02 Jazz
Jazz The Three Sounds / Moods (1960年) あなたは、ブルーノート・レコードといえば、だれを思い浮かべるだろう?ぼくにとって、ブルーノートといえば、このひとたち──スリー・サウンズはレーベルきっての愉快な音楽隊。ジャズの楽しいエッセンスをたっぷり詰め込んだ、くつろいだ演奏が魅力的! 2023.02.21 Jazz
Jazz Tommy Flanagan / Overseas (1958年) 中庸を得たピアノ・スタイルの名手トミー・フラナガンが、才人の優れた演奏に触発されて驚異的なプレイを聴かせる、デビュー作にして名盤──まるで円熟期を迎えた大ベテランのみが持ちうるような、その地に足の着いた安定感には驚嘆させられる。 2023.02.07 Jazz
Jazz Sonny Clark / Sonny Clark Trio (1958年) 短い生涯をハード・バップで一気に走り抜いた人気ピアニスト、ソニー・クラーク──ビバップの流れを汲んだアドリブ・ソロが、トリオ編成でよりスリリングに展開された、名盤中の名盤! 2023.01.20 Jazz
Jazz Wynton Kelly / Kelly At Midnite (1960年) モダンにスウィング!──そしてよく歌う、ぼくにとってはジャズ・ピアノのお手本のような一枚。もっともスウィングするジャズ・ピアニストのひとり、ウィントン・ケリーがイレギュラーなトリオで、スタイリッシュに盛り上がる名盤。 2023.01.07 Jazz
Jazz The Bob James Trio / Bold Conceptions (1963年) 現在も前進しつづけるボブ・ジェームス──のちのフュージョン・シーンを牽引するサウンド・クリエイターとして大活躍することになる彼が、その大胆な音楽性を発揮した貴重な出発点の記録──国内初CD化、初SHM-CD化! 2022.12.27 Jazz
Jazz Duke Pearson / Merry Ole Soul (1969年) クリスマス・シーズンにはもちろん、オフシーズンでも聴きたくなる、デューク・ピアソンの「愛すべき小品集」をご紹介──Merry Christmas and all the best in the New Year. 2022.12.23 Jazz
Jazz Bill Evans Trio / Waltz For Debby (1961年) 「ジャズを聴いてみたいんだけれど、なにから聴けばいいの?」──そんな質問をするひとに、ぼくはいつもこのアルバムをお薦めする──ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビイ』──ぜひ聴いてみてね。 2022.12.11 Jazz