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McCoy Tyner Trio / Inception (1962年)

いまだに手に取ると、なにかが始まるような気がする、マッコイ・タイナーのファースト・リーダー作『インセプション』──それは新しいスウィングのはじまり、そして音楽性の覚醒と解放のはじまり──新たな鼓動を強く感じさせるピアノ・スタイルを堪能する。
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The Red Garland Trio / A Garland Of Red (1957年)

味わい深いカクテル・ピアノとは?──たとえばレッド・ガーランドの極上の演奏はいかが?──彼が33歳にして満を持してリリースしたデビュー作『ア・ガーランド・オブ・レッド』では、その独特なピアノ・スタイルが、すでに完成されていた!
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Ray Bryant / Hot Turkey (1975年)

弾きたくても、弾けない。マネしたくても、マネできない。そんなスゴいピアニスト、レイ・ブライアントのいかにも彼らしいソウルフルな一枚。ブルース、ゴスペル、ブギウギ、ストライド奏法──そのピアニズムにノックアウトされる。
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The Three Sounds / Moods (1960年)

あなたは、ブルーノート・レコードといえば、だれを思い浮かべるだろう?ぼくにとって、ブルーノートといえば、このひとたち──スリー・サウンズはレーベルきっての愉快な音楽隊。ジャズの楽しいエッセンスをたっぷり詰め込んだ、くつろいだ演奏が魅力的!
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Tommy Flanagan / Overseas (1958年)

中庸を得たピアノ・スタイルの名手トミー・フラナガンが、才人の優れた演奏に触発されて驚異的なプレイを聴かせる、デビュー作にして名盤──まるで円熟期を迎えた大ベテランのみが持ちうるような、その地に足の着いた安定感には驚嘆させられる。
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Sonny Clark / Sonny Clark Trio (1958年)

短い生涯をハード・バップで一気に走り抜いた人気ピアニスト、ソニー・クラーク──ビバップの流れを汲んだアドリブ・ソロが、トリオ編成でよりスリリングに展開された、名盤中の名盤!
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Wynton Kelly / Kelly At Midnite (1960年)

モダンにスウィング!──そしてよく歌う、ぼくにとってはジャズ・ピアノのお手本のような一枚。もっともスウィングするジャズ・ピアニストのひとり、ウィントン・ケリーがイレギュラーなトリオで、スタイリッシュに盛り上がる名盤。
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The Bob James Trio / Bold Conceptions (1963年)

現在も前進しつづけるボブ・ジェームス──のちのフュージョン・シーンを牽引するサウンド・クリエイターとして大活躍することになる彼が、その大胆な音楽性を発揮した貴重な出発点の記録──国内初CD化、初SHM-CD化!
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Duke Pearson / Merry Ole Soul (1969年)

クリスマス・シーズンにはもちろん、オフシーズンでも聴きたくなる、デューク・ピアソンの「愛すべき小品集」をご紹介──Merry Christmas and all the best in the New Year.
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Bill Evans Trio / Waltz For Debby (1961年)

「ジャズを聴いてみたいんだけれど、なにから聴けばいいの?」──そんな質問をするひとに、ぼくはいつもこのアルバムをお薦めする──ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビイ』──ぜひ聴いてみてね。
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