2024-06

Fusion

Lee Ritenour & Dave Grusin / Brasil (2024年)

リー・リトナー&デイヴ・グルーシンのブラジル音楽、延いては音の芸術に対する深い愛情が際立った『ブラジル』──ふたりのインスピレーションの源となった音楽や、サウンドをハイクオリティのものにするレコーディング・メンバーについて触れながら、その魅力を語る。
Jazz

The Billy Taylor Trio / A Touch Of Taylor (1955年)

ジャズ・ピアノ・マスターの異名をとるビリー・テイラーの佳作『ア・タッチ・オブ・テイラー』──その特徴的なピアノのタッチ、ロックやリズム・アンド・ブルースも、ものともせず弾きこなす卓越したテクニック、そして作曲とアレンジのセンスのよさを再評価する。
Soundtrack

Mark Isham / Little Man Tate (1991年)

アメリカ映画協会から1980年代の3大作曲家のひとりに選ばれたマーク・アイシャムの貴重なサントラ盤『リトルマン・テイト』──ECM時代のパフォーマンス・アートのアンサンブルや、ウィンダム・ヒルのニューエイジ系の作品に触れながら、その魅力を語る。
Fusion

古内東子 / Strength (1995年)

1990年代のポップ・ミュージックの傑作──古内東子のニューヨーク録音『Strength』──プロデュースを務めたマイケル・コリーナ、当時の日本のアイドル・ソングやシティ・ポップについて振り返りながら、アルバムを再評価する。
Jazz

Clare Fischer / First Time Out (1962年)

アレンジャーとして目覚ましく活躍したクレア・フィッシャーのピアニストとしての最高傑作『ファースト・タイム・アウト』──ポップ・アレンジャーの時代からラテン・ミュージックのプレイヤーの時代まで遡り、彼の音楽家としての魅力を探ってみる。