2023-04

Fusion

Lee Ritenour & His Gentle Thoughts / Gentle Thoughts (1977年)

フュージョンの歴史、レコーディングの歴史にその名を残す、リー・リトナー率いる敏腕ミュージシャンたちによるバンド──ジェントル・ソウツ──彼らが吹き込んだ伝説のダイレクト・ディスクについて、そのスゴいレコーディングの手法に触れながら語る。
Jazz

The Red Garland Trio / A Garland Of Red (1957年)

味わい深いカクテル・ピアノとは?──たとえばレッド・ガーランドの極上の演奏はいかが?──彼が33歳にして満を持してリリースしたデビュー作『ア・ガーランド・オブ・レッド』では、その独特なピアノ・スタイルが、すでに完成されていた!
Soundtrack

大野雄二 / 犬神家の一族 オリジナル・サウンドトラック (1976年)

この度11回目の映像化となる『犬神家の一族』──本作が大向うをうならす演目となるキッカケである、1976年公開の劇場版のサウンドトラック盤を聴きなおす。それは、大野雄二による上質のクロスオーヴァー/フュージョン作品と捉えられる。
Fusion

渡辺香津美 / KYLYN (1979年)

2023年3月28日、坂本龍一さんが71歳にて永眠された。坂本さんの存在なくしては生まれなかった、その時代の中心に位置したKYLYNの音楽──放縦を極めながらも、自らの耳目に触れた坂本サウンドについてお伝えする。
Jazz

Ray Bryant / Hot Turkey (1975年)

弾きたくても、弾けない。マネしたくても、マネできない。そんなスゴいピアニスト、レイ・ブライアントのいかにも彼らしいソウルフルな一枚。ブルース、ゴスペル、ブギウギ、ストライド奏法──そのピアニズムにノックアウトされる。