Jazz Rob Van Bavel / Rob Van Bavel Trio (1989年) オランダの逸材ロブ・ヴァン・バヴェルの若き日の吹き込み──メインストリームの伝統が受け継がれた極上の味わいをもつセカンド・アルバム『ロブ・ヴァン・バヴェル・トリオ』を聴く。同時に澤野工房の発掘から国内盤がリリースされるまでのおよそ5年間について語る。 2023.12.17 Jazz
Jazz Stephen Keogh, Bill Charlap, Louis Stewart, Mark Hodgson / Gift (2000年) ビル・チャーラップのピアニストとしての揺るぎない姿勢、そしてリスナーのこころを鷲掴みにする「歌心」について語る。同時に彼がヨーロッパの敏腕ミュージシャンたちと共演した知るひとぞ知る名盤『ギフト』をご紹介する。 2023.11.26 Jazz
Jazz Pat Moran / This Is Pat Moran (1958年) レジェンダリー・ベーシスト、スコット・ラファロが参加した、女性ジャズ・ピアニスト、パット・モランの唯一のトリオ作品『ディス・イズ・パット・モラン』──勇ましいけれど可愛らしくもあり、そしてなによりも楽しい彼女のピアノ・プレイを堪能する。 2023.11.05 Jazz
Jazz Al Haig / Jazz Will-O-The-Wisp (1957年) 名盤『インヴィテーション』(1975年)で不死鳥のごとき復活を遂げたアル・ヘイグ──低迷期前の『ジャズ・ウィル・オー・ザ・ウィスプ』(1957年)を聴く。彼が紡ぎ出すひとのこころを惑わすような妖しい美しさをもつフレーズを、しっかり味わおう! 2023.10.15 Jazz
Jazz Vigleik Storaas Trio / Bilder (1995年) 北欧の隠れた逸材、ヴィグレイク・ストラースの知るひとぞ知る名盤『ビルデ』──タイトルの“bilder”はノルウェー語で英語の“pictures”──聴いていると風景や絵画などがイメージされる──そんな北欧ジャズの魅力をお伝えする。 2023.09.24 Jazz
Jazz Roy Haynes / We Three (1959年) ジャズ界の三賢者による、ピアノ・トリオ屈指の名盤『ウィ・スリー』──個人的に取り違えて認識していたある事実を告白するとともに、三賢者──ロイ・ヘインズ、フィニアス・ニューボーン・ジュニア、ポール・チェンバースの魅力を語る。 2023.09.03 Jazz
Jazz Thierry Lang Trio / Private Garden (1993年) ショップのバイヤーによる尽力で、格別に人気を集めた『プライヴェート・ガーデン』──ユーロ・ジャズの雄、ティエリ・ラングがピアノで織り成す究極の耽美的世界に浸る。なにも考えずにリラックスしたいときにも、最適な一枚! 2023.08.13 Jazz
Jazz Ahmad Jamal Trio / But Not For Me (1958年) 2023年4月16日に92歳でこの世を去ったジャズ・ピアニスト、アーマッド・ジャマル ──マイルス・デイヴィスに影響を与えた彼の最大のヒット作『バット・ノット・フォー・ミー』と有名曲「ポインシアナ」について語る。 2023.07.23 Jazz
Jazz Bud Powell / The Bud Powell Trio (1957年) モダン・ジャズ・ピアノのパイオニア、バド・パウエル──破滅型の天才であると同時に、孤高の音楽家である彼が残した、その最盛期の神業的プレイの記録『バド・パウエルの芸術』を聴く。特に「クレオパトラの夢」に息苦しさを覚えるひとに、おすすめ! 2023.07.02 Jazz
Jazz Walter Bishop Jr. Trio / Speak Low (1961年) 曲目はジャズ・スタンダードの揃い踏み──ピアノ・トリオの名盤であり、ウォルター・ビショップ・ジュニアの最高傑作でもある『スピーク・ロウ』について、ジャズ・スタンダードの名曲「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」のことも交えて語る。 2023.06.04 Jazz