2023-02

Fusion

Chick Corea / The Mad Hatter (1978年)

二年まえ(2021年2月9日)、チック・コリアの突然の訃報を聞いて、驚きと哀しみを禁じ得なかった音楽ファンは、とても多かったと思う。彼の無限に広がるイマジネーションが創造するアーティスティックな音世界を、改めて堪能する。
Jazz

The Three Sounds / Moods (1960年)

あなたは、ブルーノート・レコードといえば、だれを思い浮かべるだろう?ぼくにとって、ブルーノートといえば、このひとたち──スリー・サウンズはレーベルきっての愉快な音楽隊。ジャズの楽しいエッセンスをたっぷり詰め込んだ、くつろいだ演奏が魅力的!
Fusion

Full Moon / Full Moon Featuring Neil Larsen & Buzz Feiten (1982年)

同時代のフュージョン系キーボーディストのなかでも、ひときわ異彩を放つニール・ラーセン──ブルースフィールなギター・プレイで鳴きまくるバジー・フェイトンとのワン・アンド・オンリーのコラボレーション──いまでも胸が熱くなる!
Jazz

Tommy Flanagan / Overseas (1958年)

中庸を得たピアノ・スタイルの名手トミー・フラナガンが、才人の優れた演奏に触発されて驚異的なプレイを聴かせる、デビュー作にして名盤──まるで円熟期を迎えた大ベテランのみが持ちうるような、その地に足の着いた安定感には驚嘆させられる。