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Antonio Carlos Jobim / Wave (1967年)

20世紀のブラジル音楽を代表する作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンの不朽の名作『波』──自身の音楽遍歴とブラジル音楽に関心をもつキッカケ、さらにはジョビンの初リーダー作『イパネマの娘』などにも触れながら、その魅力を語る。
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Chad Borja / Show Me The Way (2000年)

横倉裕が全面的にアレンジとプロデュースを手がけたピノイ・ポップ・シンガー、チャド・ボルハの『ショウ・ミー・ザ・ウェイ』──1990年代後半からAORの愛好家たちの間で注目を集めていたチャド・ボルハと、世界にただひとりの音楽家、横倉裕との出会いが生んだミラクルの結晶。
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渡辺貞夫 / Morning Island (1979年)

渡辺貞夫とデイヴ・グルーシンとのコラボレーションによる最高の到達点『モーニング・アイランド』──ビバップ、ブラジル音楽、そしてエレクトリック・ジャズへの移行、さらにアフリカ音楽の導入とゲイリー・マクファーランドからの影響なども含めて、ナベサダ・サウンドについて語る。
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Roy Ayers Ubiquity / Everybody Loves The Sunshine (1976年)

レジェンダリーなジャズ・ファンクのパイオニア、ロイ・エアーズ逝く──彼のデビュー時からユビキティ結成までを振り返り、ファンキーなサウンドのなかにもクールネスとメロウネスとが交錯する代表作『エヴリバディ・ラヴズ・ザ・サンシャイン』を聴く。
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Patrice Rushen / Straight From The Heart (1982年)

人気曲「フォーゲット・ミー・ノッツ(忘れな草)」が収録されたパトリース・ラッシェンの最大のヒット・アルバム『ハート泥棒』──ラッシェンのジェントル・ソウツのキーボーディスト時代からソウル・ミュージックへのアプローチを強めていくエレクトラ・レコード時代まで、あわせて語る。
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Joe Sample / Voices In The Rain (1981年)

ザ・クルセイダーズと並行してソロ活動を展開したピアニスト、ジョー・サンプルの自由闊達な作品『ヴォイセス・イン・ザ・レイン』──ブルース・フィーリングが脈々と流れるクルセイダーズ・サウンドと、圧倒的な魅力を放つサンプルのロマンティクな自作曲について語る。
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Bob James / BJ4 (1977年)

トータル・サウンドがいつになくナチュラルな魅力を放つボブ・ジェームスのCTIレコードにおける4作目にして最終作にあたる『BJ4』──自分にとってはバイブル 的なアルバムだが、ジェームス・サウンドとの出会いも含めてその作品の魅力について大いに語る。
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Lonnie Liston Smith / Love Is The Answer (1980年)

ロニー・リストン・スミスがスピリチュアルな音作りよりもメロウ・グルーヴとディスコ・テイストを強調した『ラヴ・イズ・ジ・アンサー』──音楽的エヴォリューションを遂げたフライング・ダッチマン時代から、都会的なサウンドスケープが描き出されたコロムビア時代まで語る。
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Brian Simpson / Closer Still (1995年)

スムース・ジャズ・シーンを牽引するキーボーディスト、ブライアン・シンプソンのスタビリティとインテリジェンスに富んだデビュー作『クローサー・スティル』──フュージョン・ブームの終焉とスムース・ジャズの登場について触れながら、オトナの音楽をじっくり味わう。
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Earl Klugh / Earl Klugh (1976年)

単なるBGMには終わらないオーセンティックなフュージョン・ミュージックが展開されたアール・クルーのデビュー作『アール・クルー』──サウンド・クリエイトに脂が乗ってきた時期にあったデイヴ・グルーシンによる好サポートについて触れながら、クルーの魅力を語る。