2023-01

Soundtrack

Michel Legrand & Jun Fukamachi / 火の鳥 オリジナル・サウンドトラック (1978年)

映像にしても音楽にしても壮大な計画のもと製作された実写映画『火の鳥』──ミシェル・ルグランのポップなサウンド、深町純のシリアスな管弦楽の表現──そのふたつをじっくり楽しむことができる、既有なレーベル、アルファレコードからリリースされた、聴きごたえのあるサウンドトラック盤。
Fusion

Michel Colombier / Michel Colombier (1979年)

デイヴ・グルーシン、ボブ・ジェームスに次ぐ第三の男、ミシェル・コロンビエ──自称「音楽スタイルの境界を撤廃しようとする、理想主義者の作曲家」による、全体的にジャズ/フュージョンのテクスチャーを持ちながらも、ひとつのジャンルには収まり切らない音楽のファクターがたくさんミックスされた傑作。
Jazz

Sonny Clark / Sonny Clark Trio (1958年)

短い生涯をハード・バップで一気に走り抜いた人気ピアニスト、ソニー・クラーク──ビバップの流れを汲んだアドリブ・ソロが、トリオ編成でよりスリリングに展開された、名盤中の名盤!
Fusion

Novo / Love Is There – Novo Complete Works – (2013年)

世界にただひとりの音楽家──横倉裕の貴重な青春の日の軌跡──既発の音源に2012〜2013年の新規録音二曲が追加収録された、まさにコンプリート・ワークス!それは云ってみれば“都会のサウダージ感覚”──この素晴らしい音楽を、多くのひとに知ってもらいたい。
Jazz

Wynton Kelly / Kelly At Midnite (1960年)

モダンにスウィング!──そしてよく歌う、ぼくにとってはジャズ・ピアノのお手本のような一枚。もっともスウィングするジャズ・ピアニストのひとり、ウィントン・ケリーがイレギュラーなトリオで、スタイリッシュに盛り上がる名盤。