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Armando Trovajoli / Sette Uomini D’Oro (1965年)

洋食屋さんの料理のごとき庶民的な妙味が楽しいアルマンド・トロヴァヨーリの代表作『黄金の七人』を聴くとともに、その原点であるジャズ・ピアニスト時代の作品から、1990年代の渋谷系にも影響を与えた独特のシックスティーズ・タッチまでを語る。
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佐藤允彦 / 佐藤允彦 女を奏う – 火曜日の女 – (1970年)

ジャズ・ピアニスト佐藤允彦が音楽を手がけた「火曜日の女」──サスペンス・ミステリー系のドラマシリーズの草分けともいえる作品のいくつかと、その多様で濃密な音楽が詰まった実に希有なサウンドトラック・アルバムを再評価する。
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ミステリー金田一バンド / 横溝正史MM〈ミュージック・ミステリー〉の世界 金田一耕助の冒険 (1977年)

聴いて怖く、踊って楽しく──ジャパニーズ・グルーヴとして再評価された、横溝ワールドがイメージされたコンセプト・アルバム『横溝正史MM〈ミュージック・ミステリー〉の世界 金田一耕助の冒険』(1977年)──そのユニークなサウンドについて語る。
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菅野光亮 / 松竹映画『砂の器』サウンドトラックより ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」 (1975年)

不朽の名作映画『砂の器』──果たしてほんとうに名作なのか、それとも駄作なのか?──作品の評価、そして映画の感動を呼び起こす名盤『ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」』と、その作曲者である早世のジャズ・ピアニスト、菅野光亮について語る。
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Claudio Ragazzi / Next Stop Wonderland (1998年)

サントラ盤というよりはボサノヴァ生誕40周年を記念するコンピレーションといった趣きの『ワンダーランド駅で』──アルバムにあわせてインディペンデントならではのアイディアと表現方法が駆使された映画、上映されたミニシアターなどについても語る。
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大野雄二 / 人間の証明 オリジナル・サウンドトラック (1977年)

作家の森村誠一さん死去──映画『人間の証明』による“森村ブーム”、ミリオンセラーとなったジョー山中が歌う主題歌「人間の証明のテーマ」そして大野雄二の個性的な様式美のはじまりを告げるフィルム・スコアについて振り返る。
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Dave Grusin / Three Days Of The Condor (1975年)

フィルム・ミュージックにフュージョン・サウンドが、実験的かつ本格的に採り入れられた、デイヴ・グルーシンの傑作『コンドル』──ハリウッドの商業主義とは一線を画すような作風の、シドニー・ポラック監督によるポリティカル・サスペンスのサントラ盤。
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Lalo Schifrin / Bullitt (1968年)

映画音楽の巨匠ラロ・シフリンの、いつものド派手な世界とはひと味違う鋭いセンスが光る傑作、映画『ブリット』のサントラ盤──洗練された雰囲気のジャズボサ「26号室」は、珍しく控えめでスタイリッシュ!断然オススメです。
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Francis Lai & Michel Legrand / Les Uns Et Les Autres (1981年)

人生の過酷さ、素晴らしさが描かれた名作『愛と哀しみのボレロ』──世界中のひとびとが、観て聴いて感動した映画と、フランシス・レイ&ミシェル・ルグランという希有なコンビによる、贅が尽くされた熱いサウンドトラック盤について語る。
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羽田健太郎 / 宝島 オリジナル・サウンドトラック (1978年)

ハネケンの愛称で親しまれた羽田健太郎のはじめての映像音楽作品にして最高傑作──アニメ『宝島』のサウンドトラックについて語る。そのオーケストラルなフュージョンサウンドに、少年の日の熱い思いがよみがえってくる。