Jazz 大野雄二トリオ / Mr. Happy-Gon (1973年) 大野雄二のジャズ・ピアニストとしての実力が遺憾なく発揮された傑作、大野雄二トリオの『ミスター・ハピゴン』──大野さんがジャズ・ピアニストとしてもっとも脂が乗っていた時期について大いに語りながら、当時の代表作である本盤についてお伝えする。 2025.08.17 Jazz
Jazz Bill Charlap Trio / And Then Again (2024年) 進化を遂げたビル・チャーラップ・トリオのヴァイタリティ溢れる自由闊達なプレイが際立つヴィレッジ・ヴァンガードにおける実況録音盤『アンド・ゼン・アゲイン』──至高の歌ごころを誇るピアニストがオープンマインドな姿勢でその卓越した技巧をさらけ出した名演。 2025.07.27 Jazz
Jazz Bill Charlap Trio / All Through The Night (1998年) ピーター・ワシントン(b)、ケニー・ワシントン(ds)との最初の吹き込みであり、絶妙な選曲と漲溢する歌ごころが全開するビル・チャーラップ(p)の『オール・スルー・ザ・ナイト』──その高踏的なオーソドクシーと知られざる曲を精彩を放つものにする繊細な音の織成について語る。 2025.07.20 Jazz
Jazz Pepper Adams Donald Byrd Quintet / Out Of This World (1961年) ハービー・ハンコックの初レコーディングとして知られるペッパー・アダムス・ドナルド・バード・クインテットの『アウト・オブ・ディス・ワールド』──ハンコック名義の『ジャミン・ウィズ・ハービー・ハンコック』にも触れながら、その魅力をお伝えする。 2025.06.29 Jazz
Jazz Bob James & Dave Koz / Just Us (2025年) コンテンポラリー・ジャズのアイコン、ボブ・ジェームスとデイヴ・コーズとの濃密なダイアローグが生み出す、音楽のありのままの美しさだけで構成されたデュオ・アルバム『ジャスト・アス』──ジェームスが過去にコラボレーションを行ったサクソフォニストなどにも触れながら、新録音についてお伝えする。 2025.06.01 Jazz
Jazz Claude Williamson / La Fiesta (1979年) 俗に“白いバド・パウエル”と云われるジャズ・ピアニスト、クロード・ウィリアムソン──初期の作品などにも触れながら、聴き慣れたナンバーが揺るぎない安定感のある演奏で披露される、1970年代の佳作『ラ・フィエスタ』を楽しむ。 2025.05.11 Jazz
Jazz Joanne Brackeen / Snooze (1975年) ビル・エヴァンスが惚れ込んだ特定のピアニストの系譜に属さないジョアン・ブラッキーンの初リーダー作『ネフェルティティ』──彼女が参加したボブ・ジェームスのセミフォーマルなアコースティック・コンサートなどに触れながら、その革新的なプレイについてお伝えする。 2025.04.20 Jazz
Jazz The Dave Brubeck Quartet / Dave Digs Disney (1957年) デイヴ・ブルーベック・クァルテットによる人気のディズニー・ソング集『デイヴ・ディグズ・ディズニー』──スクリーンから離れてもマスターピースであるディズニー・ソングのジャズ・ヴァージョンに関してあれこれ触れながら、コマーシャル・ベースにも乗った本作についてお伝えする。 2025.03.30 Jazz
Jazz Jutta Hipp / At The Hickory House Volume 1 (1956年) ドイツ出身の薄幸の超幻ピアニスト、ユタ・ヒップが名門ブルーノートに残した佳作『ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol. 1』──ドイツのモダン・ジャズ史の黎明において一翼を担い、渡米して短期間ではあるがシーンに爽やかな衝撃を与えた彼女の魅力についてお伝えする。 2025.03.09 Jazz
Jazz Lars Jansson Trio / More Human (2016年) きわめてスペシャル、これまでになくハートウォーミング、ラーシュ・ヤンソン初のセルフ・カヴァー・アルバム『モア・ヒューマン』──あわせて、およそ17年間つづいたトリオの終結と、フレッシュなメンバーシップが発揮された新生トリオについてお伝えする。 2025.02.16 Jazz